20年の節目に新たな展開です。

【リニューアルのお知らせ】

 「高岡市土蔵造りのまち資料館」は、江戸時代から明治時代の風土や文化を保存・伝承する重要な文化財(高岡市指定文化財)として、これまで山町筋における町並みの歴史が分かる展示などを行っておりました。
そして20年の節目に新たな展開です。

「間中時間(まんなかじかん)」
日本家屋は座ってこそ!
資料館という場所なので、どうしても立って歩いてのご案内がメインになってしまうのですが、日本家屋は座った時に一番美しく見えるようにつくられています。
資料館となっている旧・室崎家は昭和20年頃まで繊維問屋を営んでいらっしゃいました。ザシキは大切なお客様をお迎えする場であり、商談の間でもありました。
そのザシキで日本茶とお茶菓子をお楽しみいただけるコースができました。
日本茶を楽しみながら当時の情景を思い浮かべつつ、中庭を愛でるる特別なひとときをお過ごしください。
※入館料の他にお茶代が必要です。

「大工道具展示」
日本の家々をつくってきた職人さんたちの大切な相棒である「大工道具」。
古くから受け継がれてきた手道具には職人さんたちの知恵や美意識が詰まっています。
資料館がある山町筋・守山町の大工「松匠」さんのご協力により、地元の大工さんたちから引き継がれた大工道具の展示を始めることができました。
「これ、何に使うの?」という?ハテナで頭がいっぱいになって楽しい道具たちに、ぜひ会いにきてください!

「金七金物店POP UP SHOP」
資料館のお向かいの金森家は、江戸時代から金物店を営んでいる「金七金物店」さんです。
その金七金物店さんの倉庫で出番をずっと待っていたデッドストックの大工道具や和金物を並べてみました。
昔ながらの金物は実用的なだけでなく、独特なデザインが魅力。
工夫次第で現代のインテリアにも使えますよ。

「和モダン」
資料館の2階はより西洋建築色が強くなっており、1階とはまた雰囲気が変わります。
先日ご紹介した射水市のCLIAさんのご協力で2階の雰囲気にぴったりな家具が入りました。
大正・昭和初期にタイムスリップしたような和モダンの空間は撮影スポットとしてもおすすめです!